白崎研究室の御紹介

スタッフは,白崎教授と毎年変わる卒業研究生6〜9名です。

Welcome to our scattero-world.

研究テーマと内容

当研究室では、マクスウェル方程式に従う電磁波(マイクロ波,ミリ波、光波)全般の解析を行っています。

特にスキャトロメトリの研究は、1990年より20年近くやってきており、日本での研究の第一人者となっています。

スキャトロメトリ(scatterometry)の日本語訳”光波散乱計測”は、白崎教授が長年使ってきた用語です。

これまでに、多数の大手半導体製造企業に技術指導を行ってきました。

日本の著名な光技術者が著述した書籍光学実務資料集」 情報機構では、
第10章 光学シミュレーション編
」を著述しました。

「分光エリプソメーターによる形状計測」 O Plus E 2005年3月号で、スキャトロメトリの解説記事を書きました。

いくつか日本の半導体装置の団体で、講演をしました。

日本学術振興会の科学研究費も4年間頂きました。

電気通信財団より、2001年度より3年間「IT革命とは-技術者の役割と活躍分野」の
講義開設援助をもらう。IT革命教育をリードしています。

白崎教授は、パソコンに詳しく、ハード、ソフト何でも来いです。
シスアド、情報処理試験、ソフト開発をやりたい人にもふさわしい研究室です。


過去の研究テーマは

 ・衛星放送平面アンテナ用テーパ形マイクロストリップ線路の解析
 ・半導体微細溝の光波による非破壊ウェーブレット処理計測
 ・時間領域差分法による半導体微細周期溝からの光波散乱特性解析
 ・スキャトロメトリ・シミュレーションソフト開発
 ・平面光導波路解析
 ・並列計算システム開発
 ・パソコンテレビ番組制作言語によるテレビ教育番組制作
 ・3DCGによるアニメキャラクタ及びスタジオ小道具制作
などです。
以上すべて、C++、 Fortran、 Java、Matlabによるソフト開発です。
OSは、マイクロソフトウインドウズとRed Hat Linuxです。
売れるソフト開発、プロのプログラマー養成を目指します。

全テーマとも,一人2台以上揃ったパソコンを使った解析です。
内容は難しそうですが、3月の学会でみんな立派に発表しています。

歴代卒業研究テーマと卒業生名簿


1999年度卒業研究テーマと卒業生

1998年度卒業研究テーマと卒業生

研究室の年間計画予定表

3年後期のラボIVでは、構造化プログラミングでのC++のプログラムの練習をします。

4年の4、5、6月は,就職活動がありますので、まず就職先を決めることに、専念してもらいます。
その合間に、各個人テーマの研究をしてもらいます。
C++プログラミング、数式処理ソフトMATLABの、ExcelVBAなどでのプログラム開発です。
3年生のみなさん安心して当研究室を覗いてみて下さい。

年間予定表
4月 各人へ卒研課題とプログラムを与える
5月 プログラムが動くか確認しながら理論を学ぶ
6月 本格的に研究に取り組む
7月 研究
8月 夏休み
9月 研究
10月 研究&中間発表(パワーポイント作り)
11月 研究
12月 予稿集のための原稿作成
1月 予稿集原稿提出&卒業論文の作成と提出
2月 卒論発表&データやプログラム、原稿の整理

研究室でのルール

厳しく見えますが、立派な社会人として巣立っていくための最低限のルールです。
  1. 研究室を生活の場として、1時までに研究室に来ていること(授業の合間は研究室にいること)。
  2. 5時までは卒研の時間で研究すること。土曜日は休み。
  3. 週1回のゼミには絶対遅れてこないこと。ゼミに遅れる場合は、事前に連絡すること。
  4. 発想法などを説いた、研究を行うに当たっての「白崎研七ヵ条」を守ること。
  5. 出席日数の3/4以上出席して、研究すること。
  6. 社会人としてのエチケットを守ること。挨拶をすること。
  7. 研究室内では、勉学にふさわしい身なりや服装をすること。男子学生の飾りものは、はずしてもらう。女子は清楚な服装。
  8. 配布された研究室ノートに、言われたことや分かったことをメモすること。分からないことは、その場で質問する。
  9. 毎日、来た時間、帰る時間と研究した内容日誌を、PC掲示板に書くこと。これが、出席簿代わりになります。